おまえなんか、訳してやる!

どんどん一言で 訳していくサイトです。 今567語くらい。

造語院さまからリンク

以前ご紹介した造語院さまからリンク頂きました。 早速こちらもサイドバーで相互リンクです。語学系!言語学系!

<クールビズ><クール・ビズ>………“夏軽装”“涼装”“省エネルック”引用訳

環境省で募集した新名称(livedoor 辞書 - クールビズ)だそうで、流行語としては成功したと言えるんじゃないでしょうか。ビズはビジネスを表す造語とのことですが、「biz」で辞書にも載ってます。“夏軽装”が(エコロジー的な主張がないとしても)的確かと思…

<スパイウェア>………“諜報ソフト”おま訳

もう<スパイウェア>で分かりやすいですけどね。 合法的なものもあるそうです。市場調査のためなどに、ソフトの利用条件にユーザーの情報提供が含まれていたりして。 使う側の人はスパイ機能のあるソフトのことをなんて言うんでしょう。たぶんスパイウェア…

<シェアウェア>………“試供ソフト”おま訳

元々は商標登録されてしまった<フリーウェア>の代わりに、雑誌で公募された同じ意味の言葉だったそうです(shareEDGE プロジェクト内『 シェアウェアの歴史 』)。たぶん意味の変遷があったので、わかりやすい訳語にならなかったんでしょう。ずーっと試用…

<アドウェア>………“広告付きソフト”引用訳

利用許可のかわりに広告を表示する宣伝つきのソフト。

<マルウェア>………“腹黒ソフト”おま訳“邪具”おま語

コンピューターウィルスやワームなど悪意のこもった不正プログラム、または利用者に不快で悪質なソフトウェアを言うようです。どのくらい“黒い”ところからが<マルウェア>なのか、スパイウェアを含む・含まないなどで若干意味の揺れがあるようです。接頭辞…

<Atomフィード>………“Atom式サイト配信情報”“Atom式配報”おま訳

Atomもそういう名前の規格だから(以下略)

<RSSフィード>………“R式サイト更新要目”“RSS式配報”おま訳

RSS自体はそういう名前の規格だから訳してもしょうがないかんじなので、フィードつきで。更新情報の見出しや概要など、サイト本体の「まとめ」的な目的が強い規格だそうです。

<サイトサマリー>………“サイト更新要目”おま訳

だいたい“更新要目”“サイト要目”で合ってそうと思います。これも一般訳が見つかりません。

<フィード>………“更新内容情報”“配報”“サイト配報”おま訳“堂報”おま語

(フィード)アグリゲータは、ずいぶん前にやってました。話題のRSSもAtomも、要するに<フィード>の意味がわかれば分かりやすいんですよね。 で、私もよくわからないままなんです。技術用語なのか、技術的な定義はないただの専門用語なのか。“供給するもの…

<ハイパーリンク><リンク>………“索”おま訳

「link」は鎖の鎖環(さかん)、輪っかのことで英語で「連結」や「連絡」を意味するそうです。中国語でも鏈接、鏈路(鏈は鎖のこと)ということで鎖の例えにそった訳語になってます。が、私、去年からハイパーリンクを鎖や鎖環に例えるのがどうにも納得いか…

<ゾル>………“解膠質”一般訳“とろけ”おま訳

語源はラテン語の「solvere(解く、ゆるめる)」。<エアロゾル>は一般訳で“煙霧質”。ゾルがもっとこう、柔らかそうな印象の言葉だったら覚えられるのになあ。

<ゲル>………“凝膠質”一般訳“こごり”おま訳

私「ゲル」と「ゾル」って、いつもどっちがどっちか分からなくなるんです。余計な「ゾルゲって誰だっけ」などの思念も浮かんできて。整髪料などの「ジェル(gel)」と同じじゃんという所で覚えられそうなものなのですが、私あれが固まってるのか溶けてる状態…

<アスファルト・コンクリート><アスコン>………“瀝青混凝土”引用訳“石油粕砂利ゼリー”おま訳

アスファルトは、石油精製のときに出るドロドロ。 コンクリート(砂利ゼリー:おま訳)はセメントで固められたものとは限らない。 というわけで、セメントでなくアスファルトで固められた<アスファルト・コンクリート>というものがあるんですね。略してア…

<アスファルト>………“土瀝青”一般訳“石油粕”おま訳

訳語がありました。「瀝青」とは炭化水素からなる化合物の一般的総称。普通、天然アスファルト・コールタール・石油アスファルト・ピッチなどをいう(goo辞書)ものだそうです。“土瀝青(どれきせい)”であるところのアスファルトさんには、天然アスファルトと…

<コンクリート>………“混凝土”引用訳“砂利ゼリー”おま訳

コンクリート(concrete)ってあれですね、「具象(的な)」っていう意味なんですね。反対語は<アブストラクト・ゲーム>のときに出て来たアブストラクト(抽象的)。 そこから結合材で粒子状材料を結合し、一体化したもの「結合体」「凝固物」の意味で、狭…

<モルタル>………“膠泥”“とろ”引用訳“砂ゼリー”おま訳

水とセメントに砂をまぜて固めたのがモルタル。明治時代には、膠泥、膠土、膠灰ともとのこと。中国語では「灰泥」など。セメントを水で固めただけのものは、日本語で「のろ」と言うそうです。

<セメント>………“膠灰”一般訳“ゼリー灰”おま訳

石灰石(炭酸カルシウム)、粘土などを混ぜて燃やした粉状のもの。。cementは「接合するもの」で、広義には“接合剤”。「摂綿篤(せめんと)」の当て字もあるそうです。中国語では「水泥」「接合剤」。ちゃんとした訳がありました。膠(にかわ)の灰と書いて…

<クラッカー>………“電賊”“壊し屋”引用訳

前にスラッシュドット ジャパン | 欧州三井住友銀行に電賊が侵入という記事があったのですが、「攻殻機動隊」に出てくる言葉でしたか(id:Daniel:20050325#1111713720で知りました)。「光学迷彩」も漫画が先なんですか。知らなかったー。攻殻機動隊はアニメ…

<クラッキング>………“改竄”“破壊”“不正利用”“不正アクセス”引用訳“侵入破壊”おま訳

<ハッキング>と<クラッキング>を分けて言おうという文章をよく見かけたのですが、クラッキングは実際にはあんまり見かけない表現のような。 「サイバー攻撃」のほうがよく聞きますね。あれは「cyberattack(サイバーアタック)」ですか。

<ハッカー>………“業師”引用訳

わざし。とりあえずこのくらいの意味じゃないでしょうか。

<ハッキング>………“不正利用”“不正アクセス”“侵入”“改竄”“攻撃”引用訳

「ハッキング」も「hack」「ハック」とほぼ同じ意味があるようなのですが、ネガティブなイメージがつきすぎた感。この先また、元の意味だけで使われてくるかもしれませんが。

<hack><ハック>………“機略”“やっつけ”“絶妙”“攻略”“発工”おま訳“細工”“取り組み”引用訳“通譜”“執譜”おま語

「ハッキング」があまりにも“不正利用”のイメージがついたからでしょうか、<hack><ハック>の表記を多く見かけるようになったような気がします。んでそのhackの意味する範囲を知りたいという調べものです(ご協力くださった方、ありがとうございます)。…

<プラネタリウム>………“天象儀”“天象館”一般訳

今回はプラネタリウムの邦訳を参考にしようかと思ったら「天象儀」でした(天象館はプラネタリウムホール)。「儀」は“模したもの”の意味合いがあるけれど、自然現象を分析的に見やすくする道具になってくるのでテラリウムなどの言い換えには使えませんでし…

<テラリウム>………“植栽槽”“陸生槽”“人工陸生空間”おま訳“槽栽”引用訳

中国語で「陸地動物飼養所」。terrariumはラテン語terra(土、大地)より。意味はふたつで「陸生の小動物を飼育する、場所や容器」と「中で植物を栽培する、密閉された場所やガラス器などの容器」。植物栽培容器のほうは最初に“植物槽”というのを思いついた…

<アクアリウム>………“水生槽”“人工水生空間”おま訳“水族館”一般訳

意味がふたつで、「水族館」と「水生動物の飼育槽」。aquariumのaquaはラテン語で「水」、ariumは「場所」。中国語で「水族館」「養魚池」「玻璃缸」「玻璃水箱」など。 私の好きな水生動物はイカです。オルドビス紀の覇者にして海の霊長類、頭足類を応援し…

<ビバリウム>………“自然槽”“人工自然飼育空間”おま訳

自然環境を再現した飼育空間のこと。ラテン語のvivus(生命のある、生き生きとした)から。陸生空間を作るとテラリウムで、水生空間にするとアクアリウムと呼ばれる。Googeイメージ検索などを見ると、規模はいろいろのようです。中国語では「動物飼養所」の…

<エクステリア>………“外構”“外構え”一般訳

「exterior」は「外側の」「うわべの 」。ここでは塀・門・植栽など建物の外回りの物の総称で、インテリアの反対語。エクステリアと聞くと犬っぽいですよね。ネットで同じ意見を探しても見つかりませんでしたが間違いなく犬っぽいはずです。パソコン用語風に…

<フォーカルポイント>………“目留り”おま訳

京成杯でキングカメハメハを破った馬。(庭の中で)視線の集まる場所。いっそ目留り(めどまり)という言葉を作ってみます。目留りだねえ。

<アイキャッチャー>………“目抜き”おま訳

人目を引く目的で花壇などに置く植物や装飾。ここは「目抜き」という言葉で言ってみます。目抜きが効いてるねえ。