<hack><ハック>………“機略”“やっつけ”“絶妙”“攻略”“発工”おま訳“細工”“取り組み”引用訳“通譜”“執譜”おま語
「ハッキング」があまりにも“不正利用”のイメージがついたからでしょうか、<hack><ハック>の表記を多く見かけるようになったような気がします。んでそのhackの意味する範囲を知りたいという調べものです(ご協力くださった方、ありがとうございます)。
語源が諸説あるようなのですが、斧でザクザクぶった切るような大ざっぱな作業
、そこから雑だけど、巧く動く間に合わせの仕事をする
というニュアンスになっているという説明をとります。出版社O’Reillyのサイトでは“Hack本”のページ(http://hacks.oreilly.com/)のトップ絵に斧、本の表紙に工具が使われています。
古くからの意味を含めると、形容詞・名詞・動詞と、最低10個ぐらいの意味がありそうです。
- 大ざっぱで適当……“やっつけ”
- 大ざっぱで適当な作業
- →“やっつけ仕事”
- ちょっとした作業(自分で楽で適当な仕事だと吹いて言う)
- →“細工”
- 大ざっぱで適当な作業
- 巧みな(独創的な、オーソドックスでない、楽な)
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- →“絶妙”“機略縦横”
- 巧みな解決法
- →“機略”“妙策”“妙算”
- 巧みに解決すること、解決法を産み出すこと
- →“攻略”“新技発明”
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- プログラムに(熱心に、楽しんで)精通すること
- →“精通”“通譜(譜に通じる・造語)”
- プログラム(の開発的な活動)に取り組むこと
- →“取り組み”“執譜(譜を執る=事務を執るの意味で・造語)”
- ある対象物を(ときに不正に)攻略・攻撃すること(=アタック、クラック)
- →“攻撃”“不正利用”“調略”
思ったよりずっと意味が広くて大変でした。造語で“発工”を追加。