おまえなんか、訳してやる!

どんどん一言で 訳していくサイトです。 今567語くらい。

さらば宇宙戦艦ハテナ

西暦2XX9年。ブログを大幅に進化させ、脳の記憶の外部メモリーとして生活のあらゆる局面で必須としてきた地球人類は、突如として謎の知的生命体(ヵ″彡うス帝国)による徹底的な「ブログ破壊攻撃」にさらされた。

過去ログは蒸発し、あらゆるコミュニティが荒廃、人々は僅かに残された個人サーバにブログ空間を求めて抵抗した。しかし圧倒的な攻撃に為すすべも無く、各サーバは「ブログ破壊爆弾」の影響によるデータベース汚染が進行、人類は1年以内に全記憶崩壊の危機に直面していた。

そこで人々は琵琶湖に沈没していた旧ブログサービスの雄、はてなの峠サーバを極秘裏に回収し超光速宇宙ブログエンジンに改造、いろいろな頑張りで「宇宙戦艦ハテナ」を完成させる。ハテナはデータベース汚染除去装置「ブログクリーナーD」を求め、14万8千光年彼方のマゼラン星雲ィスヵソ夕″儿星に向け最後の希望を託して発進する。

過酷な戦闘を乗り越えたハテナに対し、帝国はィスヵソ夕″儿到着目前で機動惑星ヵ″彡うス本体による総攻撃を開始する。ハテナは壮烈な戦いを制しブログクリーナーDを地球の技術によって量子化転送するが、艦首に被弾し河崎・田名科の両名が死亡、その上惑星ヵ″彡うスを壊滅しなければならなかった。白兵戦で近藤レイを失うなど多大な犠牲を払いながら、ついにヵ″彡うス都市を撃破したと思ったのも束の間、惑星の内部から敵の超弩級巨大戦艦が出現し、人々は声もなく絶望した……。


近藤艦長(はっきり死なないクルーは実名)「この星もろともに自爆するつもりだったが、万策尽きたか……」
伊藤技師長「いや近藤、ハテナは動くぞ。機関室に大西と壇上がいる。見ろ。」

今しも地球にワープせんとする敵巨大戦艦に向かい、瀕死のハテナがその身を呈して突撃せんと発進していた。

近藤艦長「あいつら!!」
伊藤技師長「俺と品門がこの星の中心部を起爆する。お前はすぐレイの元へ行ってやれ。」
近藤艦長「いや、しかし……」
伊藤技師長「(はてなフレームワークだから)2名で充分。さらばだ、近藤。」
近藤艦長「な、なおやん……」


彼等の決意した運命を察するかのように、機動惑星ヵ″彡うスはその崩壊を速めていった。一方、ワープ時に無防備となる超弩級巨大戦艦の急所に衝突せんと、進路を定めたハテナの機関室では。

壇上「な〜大西ぃ。地球のブログを救うためはわかるんやけど……」
大西「なんだよこんな時にネットなんか見てやがって。」
壇上「せっかく琵琶湖の底から復活したのに、『はてな』はほんま、お釈迦やなあ。地球に転送できたデータはCGIが死んでるし、画像データは全滅、公式コンテンツはヵ″彡うスの阿呆に破壊しつくされて、キーワードリンクもテーマも切れとる。id記法もリンクになってへんし、もうどっこも『はてな』らしいとこないなあ。中には『はてな』がどうのこうの書いてある文章もあるけど、どっか別のともようわからんテキストのかたまりやん。影も形も……」
大西「そんなこと思とったんか。ブログの全滅を救うときやで。」
壇上「みんなには悪いけどな。はてなは日本のブログの火付け役やったんやで?ウェブログが日本に定着するのかどうか、わからん前から作っとった、その俺らのブログの証が残らん気がして、は〜っ、むなしいなあ。」
大西「ふっふっふ、そいつはどうかな?」
壇上「なんでやねん。あれ?このテキストは……見たことあるぞ。あっ、スタッフの書いた文章やん。ブログのほうは残ってたんか。あっこれは。あっ!」


= はてなダイアリー - onishiの日記 =


壇上「おまえこれ、『はてなダイアリー - 』って!」
大西「入れといたわ。」
壇上「おまえ『ダイアリー』って!めっちゃ懐かしいわ〜!」
大西「わざわざこういうタイトルの人けっこういたんやぞ。まあ数十の日記くらいは、はてなダイアリーだとわかると思うわ。」
壇上「ほんまや、こっちも!これもっ。あは(笑)!タイトルだけやのに、なんやろなぁ。確かにはてなダイアリーや!!ユーザーさんが支持してくれた、俺らのはてなダイアリーが、あるっ。」
大西「おい、まだリファを反映するぞ。リンク元だけなら更新できそうや。」
壇上「なぬぅ!よし……おまえそれで最後のスタッフ日記を書けや。」
大西「表から見えへんで。」
壇上「チラシの裏よりええやんか。」


= ずーっと更新しておりませんでした大西と壇上です、どうもすいません =
= はてなダイアリーを愛してくださったみなさんへ…… =