おまえなんか、訳してやる!

どんどん一言で 訳していくサイトです。 今567語くらい。

グリッド拘束率

画面に方眼用紙のような、縦横に走る線(グリッド)があったとして、その線にきっちり沿うような画面作りをすると、かっちりします。
真面目な内容なら拘束率を上げたほうが効果的。拘束を下げるほどラフでダイナミックになりますが、レイアウトに「馴れ」が要求されますし難しくなってきます。

ブログは通常グリッド拘束率が非常に高い画面構成。現行のスタイルシートによるレイアウトは、画面を四角い要素に分割していく行程がベースにあって、意図的に「崩す」労力がどうしても大きくなります。

また普段更新する文章は、ほとんどグリッドに沿ったものになってしまうでしょう。その条件を最初から加味しておいて、どこでグリッド拘束を緩めるかといった画面計画する必要が出てきます。

ただし、逆にグリッド拘束を完璧に、気持ち良いほどそろえるのも難しいのがサイトデザインではないでしょうか。文章の左右をそろえにくかったり、文中に長いURLがあると改行されずグリッドから飛び出ちゃって台無しだったり。そもそも文字の解像度が低すぎてテキストのブロックがガタついて見えるのかもしれません。また気持ちいいグリッド拘束を感じさせるほど文字量があるテキストブロックは、可読性が低くなってしまいそうです。


おま訳のサイト設計に続く