おまえなんか、訳してやる!

どんどん一言で 訳していくサイトです。 今567語くらい。

<バッファ><バッファー>………“緩衝”“緩衝材”“緩衝器”一般訳“クッション”“調整役”おま訳

ついつい水牛をイメージしてしまう<バッファ>ですが、バッファって、これ

語源が謎だったんですよ、バッファ。「イギリスで車のバンパーのこと」っていうのはどこでも出てくるんだけど、どうして<buff(水牛→なめし革→磨く)>に<er>がついて“緩衝材”になるのか? 実際buffと言えば「磨く」なので、「研磨機」のことをバッファーとも言うようです。

車より先に鉄道車両のバッファーがあったのかー。イギリスだもんね。これはまさしく牛が角突き合わせた姿で、納得なっとく。これが“緩衝器”なんだな。ちなみにバンパーは<bump>“どしん”とぶつかる擬音から、“ぶつける所”の意味のようです。なるほど緩衝器とは意味が違う。

“クッション”と言い換えることで万能的にわかりやすくなる場面があるでしょう。バッファと違って、クッションは誰でも頭の中にイメージがあるから。“調整役”は、ちょっと転じてしまった意味用。

(2016/07/09追記)コメントで「水牛(buff)→鉄道の緩衝器(buffer)」ではなく「兜の面頬(buffer)→鉄道の緩衝器(buffer)」だと教えていただきました。13年越しですが訂正させていただきます。