<ロングテール>………“少需多品種帯”おま訳“死に筋”引用訳
去年よく目にしたマーケティング用語ですが、e-Wordsでは法則
のこと、Wikipediaでは考え方
とされていて、新語ならではの混乱があるようです。ロングテールの法則・ロングテール理論・ロングテール現象・ロングテール効果・ロングテール商品などが全て「ロングテール」と省略されてしまいがち。
まあ言葉が広まり出す最初は「ロングテール」の説明をくわしくやるので、ロングテールが何を指すかは定義しなくてもうっすら分かってもらえたんでしょう。そして次の人にもうっすらと伝わり、その次の人にもうっすらと……
そういうの嫌いです! 定義! ロングテールとは一体なんなのか! 漢字一文字で!
あんまり売れない商品群ということで「群」でしょうか。そういうのを昔から“死に筋”と言うらしいので「筋」でしょうか。それとも直訳で「尾」なのでしょうか。悩みました結果、ロングテールの説明図の長いシッポに見える部分こそがロングテールであって、そこを言うとしたら「帯」じゃないかなあと考えまして“少需多品種帯”にしました。
ちなみに「需」の元々の意味は「雨乞い」だそうです。