おまえなんか、訳してやる!

どんどん一言で 訳していくサイトです。 今567語くらい。

キーワードの話・停止と削除の差

これで、削除カテゴリーでのエンドレスな攻防とはてなダイアリー評議会の議題は、ほとんどなくなると思います。キーワードの「有益性」と「弊害」を天秤にかけずにすむ問題は、決着がつきやすいからです。

またキーワード作成者の気分も違うはずです。ある迷惑なキーワードを作ったキーワード作成者は、たいがいそのキーワードが“お気に入りのなにか”です。それを作成者の気分を害さないように削除することは、とても難しいことです。しかし「自分が作ったキーワードが日記探しを停止させされる」のは、納得しやすいのではないかと思うのです。「その言葉は日記探しに向いていない」ということがすぐ理解できるし、そのための処理だけをとられるからです。現在は“お気に入りのなにか”が、削除カテゴリというゴミ箱に入れられて、ひどければゴミキーワードだのバカキーワードだの言われるのです。これでは納得する以前に腹が立ってしまいます。説得をする方も、腫れ物に触るような対処になりがちです。作成者との関係がこじれると厄介だからでしょう。この風潮の原因は、私は先ほどから言うリソース性を切り離せない仕様の問題であり、有益性の境界を議論で決めることの不毛さにあると思うのです。

議論が起こるシステム自体に反対ということはありません。

キーワードの「有益性」から離れたキーワード議論は、多少モメても建設的な結論が出ているように思えます。はてなダイアリークラブはどういった文字列でネーミングするべきかとか、重複キーワードはどちらを残すべきか、といったことは、個々のキーワードの有益性の審議をしなくてもいいので、ルールを理解した者同士が、お互い議論する意思があればケリがつきます。