分けて使おうバイオマス。いろんな意味とじこめすぎです。生物学の分野では言葉どおり「生物量」で、『土佐湾深海に大量分布しているウルトラブンブクのバイオマスはあなどれない。』みたいに使っていいのかな。
エネルギ−分野では「資源」「資源量」であることが前提のようで、バイオマス・ニッポン総合戦略(農林水産省ホームページより)でも『生物資源(bio)』って言い切っちゃってます。“生物資源”でズバリだと思うのですが、実際の使われ方では「生物由来の有機資源」も含む、でも枯渇してしまう石油などは含まない、ということらしいので“循環型有機資源”を提案します。
関東農政局バイオマスのページがわかりやすいのですが、「これは“バイオマス”」、「あれは“バイオマス”じゃない」というのが語義に照らすたびにどうもひっかかるので、早いとこ日本語に言い換えてほしいです。