おまえなんか、訳してやる!

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女族までもう一歩

パプアニューギニアの部族は男社会なのですが、これって女族の誕生までもう一歩の状況な気がします。実際、女族がいたという伝説もあるそうです。

食べ物は豊かだけど孤立してしまって、他の村の人間とほとんど遭遇できなくなったとき。血縁が濃くなりすぎて、女を奪ってきても血を薄めるのが間に合わない、もう「ほかの部落の男をつかまえてきて村の女全員と交配させる」しかなくなってきたという状況。男児が生まれても交配できないから、間引いちゃうかもしれない。

もしくは他の集団から狙われやすい土地に住んで守りに徹するとき。四面楚歌なら結局血縁的にも孤立するから、同じ状況になるかもしれない。戦闘で捕らえた男を種にして、子供を生ませる。あるとき攻勢に出た村の男が全滅した場合などにも、女族の誕生は起こりうる。

実際に女が戦うことになれば、この社会では男の無用さが、あわれ表面化すると思う。男を食わせる分、女を増やして守りに徹したほうが(対外的には)強いことも充分考えられる。

アナトリア文明のような巨大な女権社会はまた、別のファクターがあると思うけれど。



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