おまえなんか、訳してやる!

どんどん一言で 訳していくサイトです。 今567語くらい。

漢字の字体統一の記事

先月の記事より(タイトルはセンセーショナルですが、たいした影響は無いと思います)。

日本・韓国語は統一する意味が薄いと思うんですが、中・台が統一してくれる分には私、大歓迎なんですよねえ。特に繁体字に統一してくれると嬉しいです。

簡体字ってざっと眺めたときにほとんど意味が分からないんです。繁体字は伝統的な字体なので、例えば最初「體(からだ)」という字を知らなかったとしても一度分かると覚えやすいですし、昔の日本語の漢字でもあるので覚えるお得感があるというか。
漢字圏の常用漢字を制定して日本人も覚えたい人は覚える、というくらいの運動なら賛成なのですが。

トレーサビリティー

主婦の7割がトレーサビリティー知らず - MSN産経ニュース
こちらも先月の記事。
普通に「生産履歴」って言えばいいのにapplemango(瑠菜・来夢)のブックマーク
そだそだ。
「トレーサビリティーが上がる」などの使い方ならいいでしょうが。トレーサビリティ(生産履歴追跡可能性)の使い方が違ってないか。サブミハリータ☆ブックマーク
そだそだ。


<ボーカロイド>………“歌声合成ソフト”引用訳“人造歌手”引用訳

VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU

今年ネットで流行した「初音ミク」にまつわる新語です。どうも3つぐらいの意味で使われているようです。

1つめは語源となっているヤマハの「VOCALOID」自体を指す場合。音声合成エンジンと、歌声を作成・合成することができるミキサソフトのセットとのことです。ベースやドラムのかわりに、ボーカルパートを打ち込んで再生させるんでしょうね。

2つめは初音ミクに代表される歌声合成ソフト。初音ミク音声合成エンジンはヤマハの「VOCALOID 2」を使用しています。

よく「歌声ソフトウェアシンセサイザ」という説明がされているようなのですが、出所がわかりません。もともと音声合成の業界では聴覚障害者用などに文章を読み上げるシステムが主流で、それをスピーチ・シンセサイザーと言うのでそれになぞらえた呼び方だと思います。

初音ミク公式サイトの紹介ではバーチャル・シンガー『初音ミク』は、声優「藤田 咲」さんが演じるポップでキュートなキャラクター・ボイスを元に作り上げられた、ボーカル・アンドロイド=VOCALOIDボーカロイド)です。とあります。これが3つめと関係しますが、ソフト製品ではなくて初音ミクのようなキャラクターを指してボーカロイドという場合も多いようです。仮想歌手、人造歌手、人工歌手といったところでしょう。

今年これが盛り上がった要因としては、ネットの動画職人さんなんかが女性抜きで(オタ受けする・かわいい)女性の歌声を表現する方法を手に入れたことに対する喜びと今後の期待感があり、ボーカロイドキャラクターの人気がそれを増幅しているんだと思います。私は人工少女キャラがそんなにツボではないので、現段階ではまだティンと来ませんけども、来年の今ごろはどうなっているか分かりません。