ココログのガイド
@niftyでスタートしたココログ。どんな機能なのかid:yukatti:20031204#p3さん経由で、詞織、埼玉住人 ココログを使いこなすためのページなどを見てみました。
「やっぱりそのトラックバックの表示いいなー」と思うくらいで、機能でははてなダイアリーの方が斬新と感じたのですが、「ガイド」がいいです。ぶっちぎりでガイド負けてる。
とにかく、ブログをはじめよう!(村野武範)のノリで、トラックバック練習ページ「トラックバック野郎」がその極み。『そもそもトラックバックとは、一方的に張られたリンクとは違い、ユーザーがリンク先の相手に対して、リンクを張ったことを伝えることができます。(引用元)』←「そもそも」じゃないし!文法よりもレッツ・ビギン!ぐらいの勢いです。
次項の「新語商法」でも言いますけど、こういう声高な布教って影響力あるだろうなあと思います。はてなより斬新に見えるもんね。とにかく隅々まで上手いなあと感心してしまったので、ちらちら参考にしていきたいと思いました。
新語商法と=ブログ
はてなダイアリーは、ブラウザから簡単に更新ができるウェブ日記=ブログです。
「はてなダイアリー」
いつから変わったんだろう。やっぱりブログだったんだー。
「ブログ」がここでも日本語のひとつとして認められたということですが、「=ウェブログ」にしなかったのははてなダイアリーがモブログでもあるからでしょうか。
掲示板いわしのネーミングからして、はてな(近藤さん)はもともと「舶来の新語にあやかり商法」は好きではないのだと思います。自社商品を手垢のついていない外来語で命名しておき、「今話題の○○って何?」「それはですね・・・」と啓蒙しながらやたらと先進性を強調して付加価値と主導権を獲得していくやつです。
命名が勝負で、「はてなアンテナ」みたいにイメージが伝わりやすいのはダメ。同じものでも「ブログロール」とか言って超電磁バリバリ(←流行りの形容です)にわかりにくいほうが良い。「blog rollingとはね〜、更新報告型リンク集でね〜、ちなみにね〜、僕の生まれたテキサスでは…」みたいな。
その「新語だったもの」はどんどん手垢がついて意味も和風になっていくけれど、そこまでの新語の話題性を商品普及に利用しちゃうやつです。ただし“資本”がないと「話題にのぼらせる」ことができずに本当にわかりにくいだけで終ってしまうかもしれないので、この文脈では申し訳ないのですが、今のはてなには向いていないと思います(ので良い)。
ブログの説明ガイド
ひき続きココログですが、ブログ関連の説明も充実していて情報発信力ありそう。
ただブログ関連の説明は現役ブロガーに依頼したせいか、「ココログとblogの魅力とは?」はいい線だけど、もっとわかりやすくなりそうな気がします。ホームページより簡単に作れるのに言葉のほうが難しいかんじ。たぶんはてなを始める前の私が読んだら何度か首をかしげます。「ココログの泉 - blogの歴史と未来」はさらに権威づけの印象。
これよりウェブログ@ことのはさんのほうがわかりやすいじゃない!(ウェブログって? : はじめてのウェブログ)ということでid:matsunagaさーん!はてなダイアリーガイド「ウェブログ(blog)ってなに?」を書いて頂けませんか!?基本編に別枠で「ブログ編」みたいなものが必要じゃないかと思ったのです。
「知ってるよブログくらいと友達に言ってしまった中学生」や「子供が手を離れて趣味のホームページをはじめようと思っていたらなんだかブログなるものが便利だと聞いた熟年夫婦」の方が理解できるくらいのかんじがいいなあと思っているのですが、いかがでしょう!?