おまえなんか、訳してやる!

どんどん一言で 訳していくサイトです。 今567語くらい。

GPL

GPLをご存じない方も多くいらっしゃるでしょうか。私もはてなで知って、なんだそれと思いつつ、もう全体像を把握するのはあきらめました(勘違いがあったらよろしくご指摘ください。)キーワード「GPL」からのリンクはちょっと難しいですが詳しいです。

著作物の使用許可の一種で、取りあつかいを制限しつつ、使用許可するもの。アプリケーションソフトやプログラム、OSソフトなどが主な対象。元の著作物をコピーしたものを公開する場合は、そのコピーにもGPLを与えて配布を許すことが求められるとのことで、これが今回の疑問点でした。

流れがわかりやすいかと、質問メールのほうも掲載しておきます。

(メールの抜粋。見やすいよう編集もしています)

「スタイルシートの内部参照部分におけるGPLライセンスのとりあつかい」について教えていただきたいのです。

今月、「教えてはてなダイアリー」の注意文が改訂され、

人の日記のスタイルシートをそのまま流用するのはダメ。創造的なデザインには著作権が発生する(創造性の問題)→法的な所まではいかないと思うけどモラルで。(はてなダイアリーテーマ作成時の注意参照。)

となっています。これについて私id:sugioが

http://d.hatena.ne.jp/sugio/20040522#aa

>GPLライセンスに基づいていればOKのはずという趣旨でしょうか。

とid:tea_cupさんに質問したところ、そのような主旨であり、

http://d.hatena.ne.jp/tea_cup/19700526

同じ見栄えを同じコードで表現して、一方は外部ファイル(.css)、一方はインライン(.htm)だったとして、.CSSは、ライセンスに縛られ、.htmは、ライセンスに縛られない理由は何でしょうか?

という返答を頂いています。私も結果としてひとつの機能を持つ外部シートと内部シートに同じライセンスが適用されるといった考えはわかる気がします。ただ「テーマなし」であるユーザーに関しては著作権が認められるように思え、

http://d.hatena.ne.jp/kowagari/20040526#1085531651

はてなのCSSのことなんですけど、一応不肖俺もCSSを自作(?)していて、それはそれなりに苦労のひとつもあったりするのですけども、俺自身もいろんな人のいいとこどりをして今のCSSを作ったわけで、真似されたからといって口から泡を飛ばして怒ったりとかそういうのはない。むしろ真似されてこそ自分で作った甲斐もある、ということなんですけど、さすがに完全丸パクというかCSS丸コピペで『恐がり - 模倣犯』とデザイン上の見分けがまったくつかないとなるとちょっと困る。俺ははてなユーザーが誰でも利用できる「テーマ」を作った覚えはないので、そこらへんの微妙な空気は読んでもらいたい。ガイドライン的なことを言うと、割とスタンダードなレイアウトなので構造丸パクはOKで、色とか細かい部分が違ってたら別に構わんです。

といった意見が一般的だと認識しています。

キーワードはてなダイアリーテーマ作成時の注意では“そこまでの議論に立ち入る必要はないかと思う”と述べられているのですが、実際に立ち入った状態になりそうです。

このままユーザー同士の議論を進めても、出た結論が間違っていたらと思うと注意書きにするわけにはいきません。しかしスタイルシート盗用と思われるものに対して不快なユーザーがいる以上、このことに関する注意書きは必要ではないかと思います(第一には私が知りたいのですが)。

「スタイルシート欄に書いてある内容はテーマの派生物ではないのでライセンス適用外」か、「テーマ不使用でなければGPLライセンスが適用されると考えていい」といったところではないかと想像しているのですが、既に整理されている結論がありましたら、テーマ使用・不使用の場合ごとの見解や、できれば該当するガイドラインを示していただけるとありがたいのです。よろしくお願いいたします。