今日の夜、ネットを見て、ついでにウェブ日記を更新して、ブラウザのアップデートなんかをすませて、明日行く場所の地図をプリントアウトしちゃったりして就寝したとしますよね。
それで明日の朝、人から「昨日の夜なにしてた?」と訊ねられたら、なんて答えますか。
私はですね、「パソコンやってた。」と言ってきたと思います。パソコンやる……パソコン・ヤ・ル……“パソコンやる”って、なによ?と自問自答しながら。パソコン・・・やる・・・絶対におかしい。『パソコンする』とは言わないのに。
相手が目上の人だったりすると、もっと困っちゃいます。おま訳が使えれば、「函(はこ)いじりを少々…」とか「函業(かんぎょう)にいそしんでおりまして」とか、大人らしく言い回せるのに。(←自由なツッコミ)
「パソコンをいじってました。」は、まあ、打ち解けたかんじなら言いやすいですけども、「パソコンを使ってました。」のほうが無難だろうなあ…とか。
でもですね、「道具を使っていた」という言い方は、“時間の過ごし方”を伝えるのに適当な表現だろうか……などと考えてしまうとなかなか決定打がありません。
で、前から考えていて、私なりに出ている結論としてはですね、
「ちょっとコンピューティングを。」
が自然な気がします。この表現を避けるからややこしくなるんです。英語の人はあんまり「I'm computing...」と言わないんだと思いますけども、日本語で「コンピューティング」って言ったらコンピュータ使用全般に決まってますから、変じゃないですよ。
カタカナ語としては定着してませんが、「コンピュートしてました。」なんかも実にスマートだと思います。明日の朝から、ぜひどうぞ。