おまえなんか、訳してやる!

どんどん一言で 訳していくサイトです。 今567語くらい。

<プラネタリウム>………“天象儀”“天象館”一般訳

今回はプラネタリウムの邦訳を参考にしようかと思ったら「天象儀」でした(天象館はプラネタリウムホール)。「儀」は“模したもの”の意味合いがあるけれど、自然現象を分析的に見やすくする道具になってくるのでテラリウムなどの言い換えには使えませんでした。

でもこれはこれで面白いので調べもの。「planetarium」は「惑星を見るもの」だそうで、そのまま訳せば「惑星儀」。1923年にドイツのカール・ツァイス社が作ったツァイスII型は、恒星を暗室で投影するだけのステラリウム(恒星儀)ではなく、ギアの組合せによって太陽を中心とする惑星の動きも正確に再現するものだったことからプラネタリウムの呼び名となったのだそうです。

投影機以前の「planetarium」といえば、太陽系を模した模型のことだったそうです。天体運行儀の名で画像を探すことができましたけど、こういうものかな。模型といっても概念模型だなー。すごいアバウトだ。