おまえなんか、訳してやる!

どんどん一言で 訳していくサイトです。 今567語くらい。

<コンシェルジュ><コンシェルジェ>………“相談係”“案内係”“世話係”“手配係”“管理人”引用訳“総合案内”“気まぐれに紹介”おま訳

だいたい4つの意味があるようです。

    1. フランスの共同住宅(アパルトマン)の管理人。
    2. ホテルで、泊まり客の求めに応じて、街の地理案内や交通機関・観劇の切符の手配などをする係。

これが辞書に載っている意味(コンシェルジュ - 国語辞典 - livedoor 辞書より)。私は1の意味で使われている文章にはお目にかかったことがないのですけども、そちらが語源の「門番」には近いです。

最近、ホテルのコンシェルジュの派生と見られる用法をよく目にします。エステやリフレクソロジーのお店で「コンシェルジュ」がいたりするようです。端的にいって“世話係”でしょうか。これが3つめ。

さらに案内役のことをなんでもコンシェルジュと言い換えるのが流行りのようです。ちょっと前までの「本のソムリエ」みたいにソムリエ呼ばわりしていたものに近いもんだと思いますが、一方的な案内をコンシェルジュと言っているケースも多くて「何も手配してくれないじゃないか」と問いつめたい衝動にかられます。4つめ。

そして比喩的に「経済コンシェルジュ」「ニュースコンシェルジュ」と言った番組タイトルなどにも。

内容を見ると、どうも「講座」と呼ぶほどではない、まとまりのない知識を適当に披露していく番組が「コンシェルジュ」のようです。ついにここまで来たコンシェルジュ、そうとうカッコ悪い単語になる日も近いかもしれません。