<エンドユーザ><エンドユーザー>………“利用専門者”“非技術者”おま訳“一般利用者”“末端利用者”引用訳
末端利用者. ただ使うだけの人. 語源は多数の人の手を経て作られた物が行き着く先である(終端)ところから.
うすうす感じていましたが、やっぱりそういう意味なんですよね。
これだと“末端利用者”という訳でいいのかどうか。通信の末端とか“現場の人”という説明も見つかるのですが、とりあえず英語の辞書サイトでは「プログラムをせず開発に関わらない、完成品を使うだけの人」という意味だけでした(Webopedia - end user)。
引用先では反意語に<パワーユーザ>が挙げられていますが、パワーユーザはどちらかというと<ビギナー>(初心者)の反対の意味で使われることが多くなってるのでちょっとズレがありそうです。<ハッカー>も反意語に近くはあるでしょうか。
パソコン用語以外ではぜんぜん聞いたことがない言葉ですが、利用者が生産工程の中に入って来る業界なんて、あんまり無さそうですもんね。
駅のポスターを見るだけの人が駅のポスターのエンドユーザで、自分の気に入るようにうまく書き直すのがパワーユーザ・・・ないですよねえ。
料理屋で「料理を食べるだけの人」がエンドユーザで、「ときどき料理をしだす」のが・・・山岡士郎。パソコン以外でパワーユーザへの道は厳しいです。
「エンドユーザ」って特に悪い意味は無いんですけども、業界から見た用語ですし、そのまま呼ばれるとちょっと感じ悪く思っちゃいます。「エンドユーザ様」っていう表現もなんだかなあ……。