おまえなんか、訳してやる!

どんどん一言で 訳していくサイトです。 今567語くらい。

ファンのつけたあだ名

「ことばをめぐるひとりごと」頭中将にあだ名をつけよう(2001年5/31)

源氏物語の頭中将を「和琴(わごん)」と呼んではどうかというコラムなのですが、そもそも私「あさきゆめみし」しか読んでないクチなので、“後世の人があだ名をつけたキャラクター”がこんなにいるとは知りませんでした。

えっ、夕霧も?浮舟も?と。当時は高貴な人を役職などで名前をぼかして呼んだのですが、作中ではついにあだ名のつかなかった登場人物がいて、後代の人による呼び名も変遷が(スズメ♂の調べてみました! - 源氏物語の登場人物名について)あるのだとか。

やっぱりファンとしては固有名詞で呼びたいですものね。私はネットで見た意見の影響から、美味しんぼの「究極対至高」の審査員たちをおじいちゃん・チョビヒゲ・モチ肌・パイナップルと呼び分けています。

ですが、「もっとぴったりの呼び方があるのではなかろうか……モチ肌審査員はなんとなくモチ肌っぽく見えるというだけでそう呼んでいるが……それで良いのだろうか……」などとも考え続けています。

同じような気持ちで、平安時代の人々も思い悩んでいたのかもしれません。ありがとう、その人たち。