おまえなんか、訳してやる!

どんどん一言で 訳していくサイトです。 今567語くらい。

<プラズマ>………“電離気体”一般訳“雷体”おま訳

ぶっちゃけ「プラズマ」もよくわからないじゃないですか。ここをご覧の25%ぐらいの方はおわかりかと予想しますけれども、私の身の回りにプラズマを説明できる人はきっとひとりもいません。私も今回知りました。

ところがWikipediaをちょっと読みましたら、固体、液体、気体に続く、物質の第4形態といわれている。とまで書いてあるじゃないですか。そんなものが分かっていないなんて!これには焦ります。

でもまあ、固体、液体、気体に続くわけですから、気体がさらに溶けたような状態なのだろうとピンときました。あんなつかみどころのない「気体」がさらにどうなってしまうのかと言うと、気体が電離した状態だそうです。気体の原子核から電子が飛び出して、バラけた状態。イオンに続いてまた電離でした。

飛び出した電子(-)が、+になった原子に戻ろうとするとき「発光」するのだそうで、蛍光灯の中の気体もちょっと電離してるんですって。そうやって光ってたのかあ(フィラメントの電球とはぜんぜん違うらしい)。やっと20世紀になってきました。

「電離気体」というのが一般的らしいのですが、プラスとマイナスの電荷がほぼ同量で、全体として電気的に中性でないと通常「プラズマ」とは言わないとのことで、文字通り「電離した気体」全部を指せるかんじではないようです。中国語で「等離体」というのは、おそらくプラスとマイナス等分に電離したという意味になってますね。

その条件がついちゃうところが固体、液体、気体ほどの訳語を当てにくい一因かも。

でも、うちのサイトでは勝手ですから。雷が発光するのも同じ原理だそうなので、おまえは“雷体”。

物質の密度が薄い所では原子と電子がくっつく機会が減るので電離がどんどん進んで、宇宙全体の99.9%以上の物質はプラズマと言われてるんですって(Home Page of p-grp.nucleng.kyoto-u.ac.jp - プラズマとは?)。へぇー。ふぅーん。