草稿:はてなダイアリーガイド「キーワードを登録しよう」
お詫び:6月に「キーワードモデレーションシステム」が導入されるなど、さまざまな変更があり、原稿の改訂が間に合ってません。変更内容についてはキーワード「キーワードモデレーションシステム」や、はてなダイアリー日記の2004年6月7日前後をご覧ください。ルールも若干変わっています。
キーワードを登録しよう
しばらく日記を書いていると、自動的に「はてなダイアリー市民」になります(※はてなダイアリー市民…ユーザー登録をしてから30日以上経ち、30日分以上の日記を登録し、過去30日以内に日記を書いている人。『http://d.hatena.ne.jp/その人のid/about』のページで確認できます。まだの方ごめんなさい)。
自分でキーワードを登録し、どのキーワードの編集もできるようになります。
自分の興味のある便利なキーワードを作ったり、はてなダイアリークラブを立ち上げたりできるのは、はてなダイアリーユーザーならではの楽しみです。「ユーザーみんなで共有」というものを作るのは、最初は慣れないルールもあるかもしれませんが、操作はカンタンです。
ルールもヘルプの「キーワード機能」を読んで、登録する時に「キーワード作成ガイドライン」に照らし合わせればOKです。あ、あとははてな利用規約に反しないこと。
では実際に登録してみましょう!→キーワード登録の手順にすすむ。
…ということでいいはずなのですが、「登録したいけど失敗しないかちょっと不安」という方に、失敗しないキーワード登録のための予備知識をご紹介します。
■ いろんな目的でキーワードを使う人がいます
キーワードの決まりを理解するには、キーワードの目的を押さえておくとわかりやすいでしょう。「キーワードってなに?」で説明した目的を整理すると、次のようになります。- その言葉を使っているページを探す(捕捉、ピックアップ)
- 日記で使った言葉の説明になる(共有辞書)
- 説明文自体を楽しむ
- コミュニケーションや議論に使う
- はてなダイアリーユーザーに役立つ情報の共有
30日も日記を書いていれば見えてくると思いますが、あなたにとってページ探しは特に意味のない機能かもしれませんし、はてなダイアリークラブも関係ないかもしれません。けれど、これらすべての目的でキーワードを利用しているユーザーがいることを覚えておいてください。
■ がっかりされるかもしれないキーワード
キーワードのルール(はてな利用規約・はてなダイアリーのヘルプ・キーワード作成ガイドライン)に違反したキーワードは、ユーザーやはてなダイアリーによって削除されることがありますが、ルールに違反しない範囲でも、他のユーザーに歓迎されないかもしれないキーワードがあります。それは「キーワードに期待されている目的」の裏返しになっています。いくつかはルールとして禁止項目ができていますが、そのルールのできた理由がわかるでしょう。
- 「ページ探しの役に立たない」
- 違う意味で使われすぎる言葉。
- だれにも使われそうにない言葉。自分ばかり使う言葉。
- 使われない表記。
- どんな日記でもよく使われるような基本的な言葉。
- 「日記で使った言葉の説明にならない」
- 短い単語なので別の意味の文にもリンクする。
- 同じ字で別の意味の言葉に(ばかり)リンクする。
- 説明を必要としないほど基本的な言葉。
- 「説明文が満足されない」
- まったく書かれていない。得られる知識がない。
- かたよった説明と思われる。説明が主張になってしまっている。
- 「共通の趣味の発見、コミュニケーションが生まれそうもない」
- 「作成ガイドラインの特例を認めたいほど役立つキーワードではない」
どれかに当てはまるからといって、ルール違反でなければすぐに登録をやめる必要はないのですが、他のユーザーから苦情が出ることはあります。そういう場合はユーザー同士で話し合って、内容や存続を決めていきます。
けれど「がっかりされないキーワード作り」は、登録する言葉の選び方に慣れればそれほど難しくないでしょう。ぜったい注意されたくないーっという方は、「キーワード作成ガイドライン」以外にも、上の項目の特に1・2・3を、とにかく全部そうならないように守ればまず心配ありません。
もしなにかあっても注意されたり話し合っていけばいいことですし、それほど完璧でなくても、ほとんどのキーワードはうまく機能しています。
■ キーワードは誰のもの?
だれに財産権があるかをいえば「はてな」ですが、「誰のためのもの」かについては、第一にはてなダイアリーユーザー間の利便性や、コミュニケーションの促進をするためのものとされています。(2003年12月28日 - はてなダイアリークラブの名称、固有名詞性についてより)基本的には「すべてのユーザーの公共物」と考えたほうがいいでしょう。自由に寄贈できる図書館のようなものです。どのキーワードも個人で所有するわけにはいきません。また誰かと誰かがキーワードをめぐって「話し合いがついた」としても、それを他のユーザーにまで強制することまではできないのです。
- 【補足/文責は?】日記と同じく文章を発表した責任は書いた本人にあり、キーワードには編集履歴が残るので誰がなにを書いたかわかります。ただしこれは編集画面を読めるはてなユーザーにしかわからないので、問題のある記述に対する削除要請等は「はてな」が受けるケースがほとんどでしょう(参考リンク:はてな情報削除ガイドライン - はてなが提供する情報の種類)。問題があると認められた場合ははてなによって情報を削除されることがあります。キーワードの説明文は日記よりさらに一段高い公共性が求められると考えてください。
■ 準備万端?
これだけ予備知識があれば準備万端でしょう!(わざわざガイドまで読んでくださっているあなたなら大丈夫)では実際に登録してみましょう。
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