おまえなんか、訳してやる!

どんどん一言で 訳していくサイトです。 今567語くらい。

電脳

<ボーカロイド>………“歌声合成ソフト”引用訳“人造歌手”引用訳

今年ネットで流行した「初音ミク」にまつわる新語です。どうも3つぐらいの意味で使われているようです。1つめは語源となっているヤマハの「VOCALOID」自体を指す場合。音声合成エンジンと、歌声を作成・合成することができるミキサソフトのセットとのことで…

<エンドユーザ><エンドユーザー>………“利用専門者”“非技術者”おま訳“一般利用者”“末端利用者”引用訳

末端利用者. ただ使うだけの人. 語源は多数の人の手を経て作られた物が行き着く先である(終端)ところから. うすうす感じていましたが、やっぱりそういう意味なんですよね。これだと“末端利用者”という訳でいいのかどうか。通信の末端とか“現場の人”という説…

<ヘビーユーザー>………“常連”“得意客”引用訳“常用者”おま訳

これも熟練した人が多いとは思うのですが、意味的にはただ「いっぱい何度も利用してる人」。私のことですか……あなたはどうですか……。

<パワーユーザ><パワーユーザー>………“熟練利用者”おま訳“玄人”引用訳

自分でプログラムを書くとは限らないけど、マニュアルに載ってないようなことも色々知っているような熟達したユーザー。

<エクステンション>………“拡張機能”“機能拡張”引用訳

中国語で「拡展名」というのかと調べたらそれは「拡張子」の意味でした。「拡張子」って「extension」だったんだ。それではなくて、ソフト上(Firefoxなど)での<エクステンション>です。ソフトの元々の機能に拡張してつけ足した機能(拡張機能)、またそ…

<脆弱性(ぜいじゃくせい)>………“弱点”引用訳“隙穴”おま訳

ついでに、日本語なのに意味がわからない用語の代表格を……。「vulnerability」の翻訳で、「vulnerable」が“傷つきやすい”“攻撃を受けやすい”とのことです。 技術が進歩して結果的に“もろく”なってきてしまった場合にも言うようですし、人的な問題なども“脆弱…

<XSS><クロスサイトスクリプティング>………“スクリプト埋伏”おま訳“電堂埋譜”おま語

タグが書ける掲示板のようなサイトで、悪意のあるスクリプトをウェブページに埋め込むこと。説明はクロスサイトスクリプティング - Wikipediaのが良さそうです。 はてなでもちょくちょく<XSS脆弱性>が報告されてますね。最初、なんのことだかサッパリでし…

<ユーザースクリプト>………“仕込み略譜”おま語

ブラウザなど、パソコンのソフトにちょっとしたプログラムを仕込んで、個人的に機能を拡張したり改造するものですね。私も最近、Firefoxブラウザ用の便利そうな略譜を見つけては、座頭市気分でいろいろ仕込んでおります(無駄に)。

<スクリプト>………“略譜”おま訳

パソコン用語の<スクリプト>です。書き手が機械語への翻訳作業(コンパイル)をしなくてすむ、簡略なプログラムのことなんだそうでして、<プログラム>が“譜”なので“略譜”にしておきます。「script」は演劇の台本のことで、順次命令をして台本どおりに事…

<スパイウェア>………“諜報ソフト”おま訳

もう<スパイウェア>で分かりやすいですけどね。 合法的なものもあるそうです。市場調査のためなどに、ソフトの利用条件にユーザーの情報提供が含まれていたりして。 使う側の人はスパイ機能のあるソフトのことをなんて言うんでしょう。たぶんスパイウェア…

<シェアウェア>………“試供ソフト”おま訳

元々は商標登録されてしまった<フリーウェア>の代わりに、雑誌で公募された同じ意味の言葉だったそうです(shareEDGE プロジェクト内『 シェアウェアの歴史 』)。たぶん意味の変遷があったので、わかりやすい訳語にならなかったんでしょう。ずーっと試用…

<アドウェア>………“広告付きソフト”引用訳

利用許可のかわりに広告を表示する宣伝つきのソフト。

<マルウェア>………“腹黒ソフト”おま訳“邪具”おま語

コンピューターウィルスやワームなど悪意のこもった不正プログラム、または利用者に不快で悪質なソフトウェアを言うようです。どのくらい“黒い”ところからが<マルウェア>なのか、スパイウェアを含む・含まないなどで若干意味の揺れがあるようです。接頭辞…

<クラッカー>………“電賊”“壊し屋”引用訳

前にスラッシュドット ジャパン | 欧州三井住友銀行に電賊が侵入という記事があったのですが、「攻殻機動隊」に出てくる言葉でしたか(id:Daniel:20050325#1111713720で知りました)。「光学迷彩」も漫画が先なんですか。知らなかったー。攻殻機動隊はアニメ…

<クラッキング>………“改竄”“破壊”“不正利用”“不正アクセス”引用訳“侵入破壊”おま訳

<ハッキング>と<クラッキング>を分けて言おうという文章をよく見かけたのですが、クラッキングは実際にはあんまり見かけない表現のような。 「サイバー攻撃」のほうがよく聞きますね。あれは「cyberattack(サイバーアタック)」ですか。

<ハッカー>………“業師”引用訳

わざし。とりあえずこのくらいの意味じゃないでしょうか。

<ハッキング>………“不正利用”“不正アクセス”“侵入”“改竄”“攻撃”引用訳

「ハッキング」も「hack」「ハック」とほぼ同じ意味があるようなのですが、ネガティブなイメージがつきすぎた感。この先また、元の意味だけで使われてくるかもしれませんが。

<hack><ハック>………“機略”“やっつけ”“絶妙”“攻略”“発工”おま訳“細工”“取り組み”引用訳“通譜”“執譜”おま語

「ハッキング」があまりにも“不正利用”のイメージがついたからでしょうか、<hack><ハック>の表記を多く見かけるようになったような気がします。んでそのhackの意味する範囲を知りたいという調べものです(ご協力くださった方、ありがとうございます)。…

<コンパイラ>………“翻苻具”“翻苻ソフト”おま訳“翻訳系”引用訳

見たことはありませぬ。

<コンパイル>………“翻苻”“翻刻”おま訳“翻訳”引用訳

ほんぷ。言語から言語だから“翻訳”っていうのはわかるけど、自然言語同士の翻訳っぽいので造語です。翻苻したことはありません。「翻」をgoo辞書で調べていてへえと思ったのは翻車魚と翻筋斗でした。

<コーディング>………“記苻”おま訳“作苻”引用訳

うわあ、和訳がありました(作苻……UEDA Lab. Homepage内Nishimura Takashiより)。そしておま訳とかなり近い。筧研究室さんの用語集欲しいなあ……。中国語では「編碼」でした。

<ソース・コード>………“譜稿”“書き苻”“裏地”おま訳“原始コード”“原始符号”引用訳

ふこう。楽譜の原稿を“譜稿”とは言うそうですので。“書き苻”は「書くほうのコード形式」の意味です。自分で使うことはない用語ですけど、“原始符号”っていう訳はごっついなあ。負けた。

<ネイティブ・コード><オブジェクト・コード>………“成譜”“処理苻”おま訳

せいふ。コンピューターが直接処理できる形式のプログラム。数字で出来ている……そうです。 きっとすでに和訳があると思うんですけど、見つかりませんでした。“成譜”は出来上がったプログラムの意味。“処理苻”のほうは「コンピューターに処理させる変換形式」…

<コード>………“苻”“苻列”“変換規則”おま訳“譜片”引用訳“函苻”“函苻列”おま語

力つきました。 (コンピューター用語以外では、普通に“番号”とか“暗号”とかで言えるケースも多いと思います)“変換規則”は「文字コード」などと言うとき用です。上述をご覧ください。

<デジタルコミック>………“電子マンガ”“デジタル制作マンガ”引用訳“電子制作漫画”おま訳

そのまま“電脳漫画”のような表現もありますけども、上の記事のように“デジタル機器で読むマンガ”と“デジタル制作マンガ”に意味が分かれる言葉。「電子制作」という言葉はあるので、うちでは“電子制作漫画”で総漢字化の悦楽に浸りたいと思います。

<ドキュメント><ドキュメントファイル>………“文書ファイル”“書類ファイル”引用訳“書類帖”おま訳

パソコンと関係なく単に「書類」の意味でも使う<ドキュメント>。ここでは人に読ませる文書のファイル(パソコン用語のファイル)の意味です。私はドキュメンタリー映画などのドキュメント、「記録」の意味に慣れていてどうもなじめないカタカナ語のひとつ…

<テキストファイル>………“文帖”おま訳

ファイル=“帖”記念の単純変換作業です。すいません。中国語では「文件」「文档」「档案」などだそうです(<ドキュメント>も「文件」と言うことも)。画像ファイルは“画帖”とするとスケッチブックの意味になってしまうのが悩み。“画像帖”でしょうか。

<ファイル>………“帖”おま訳“算帖”引用訳

“帖”に決まるまでの経緯は<ファイル>を漢字一文字でをどうぞ。読みは自然「チョウ」になるかと思いますが、古典などで「巻」に対して綴じた冊子物を指す「ジョウ」も、編纂単位の印象があって悪くないように思います。とりあえず「チョウ」で。中国語では…

<プログラマー>………“譜師”“函譜師”“譜家”おま訳“算譜師”引用訳

中国語は程式設計師、程序員。“算譜師”は造語院様からです。今、造語林がリンク切れですが。技師の類と思って「師」にしたのですが、趣味での作譜もあるでしょうから“譜家”も。

<プログラミング>………“作譜”“編譜”引用訳“譜業”“記譜”“函譜設計”おま訳

中国語で程式設計、程序設計だそうです。訳が分かれてますけど、「プログラム」と定義できるものを書く行為がすべて「プログラミング」というのは、ずいぶん大ざっぱな話じゃないですか。私は門外漢ですけど。このくらい大ざっぱだと「さっきパソコンでなに…